こんにちは。
前回は着床前スクリーニング(PGS)での
染色体数の異常を調べる方法のひとつ、CGHアレイ法をご説明しました。
「CGHアレイ法で染色体数を調べる ~着床前スクリーニング(PGS)~」
今回は、最新の分析機器を用いた、
NGS法というものをお伝えしていきたいと思います。
私たち大新生殖中心も、着床前スクリーニングにはこのNGS法を用いています。
この最新の分析機器は次世代シーケンサーと呼ばれていまして、
N: Next(次の)
G: Generation(世代の)
S: Sequencer(シーケンサー)
の頭文字をとって、NGS法という名前がつけられています。
NGS法を進める前に、DNAと染色体を整理しておきたいと思います。
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