卵子提供について④(台湾の卵子提供の仕組み)

こんにちは。

卵子提供のお話4回目の今回は、私たち大新のある台湾での卵子提供の仕組みをお伝えしたいと思います。

まず台湾は東アジアで唯一、政府が管理をして、合法的に卵子提供ができる国(地域)となっています。

台湾の政府機関が発表した統計では、2016年には台湾では延べ2,146人が卵子提供を受けています。

そのうち、およそ半数の1,060人が台湾以外の国からの方となっています。

卵子提供の認知も広がり、また台湾の医療も知られるようになり、この数年でも台湾で治療を受ける方は増えてきています。

安全に卵子提供が受けられるように、政府は人工生殖法という法律を定めています。

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卵子提供について③

こんにちは。

卵子提供のお話3回目の今回は、日本の状況について説明をします。

海外、特にアメリカやヨーロッパでは、子どもを授かることが難しい方は以前から卵子提供を選択されてきました。

アメリカでは学会や法律が整備されていることもあり、卵子提供は広く行われている不妊治療でもあります。

世界全体では、年間15,000件を超える卵子提供が行われていると言われています。

次の記事で詳しく説明をしようと思いますが、台湾では人工生殖法という法律が整備されたことで、2016年時点では年間2000件を超えるようになっています。

日本ではどうかというと、実は日本では卵子提供を禁止する法律というものはありません。

ただし、日本産婦人科学会が自主ルールを定めているため、卵子提供を行うことは実質出来ていません。

不妊治療クリニックは基本的に日本産婦人科学会に所属しているため、卵子提供を受けられるクリニックは非常に限られているのが現状です。

さまざまお身体の理由によって、子どもを授かりたくても、ご自分の卵子を使って授かることの出来ないご夫婦もいらっしゃいます。

また晩婚であったり、不妊治療を数多く受けてきたけれども、年齢が上がってますます妊娠が難しくなった方。
そして妊娠はしても染色体異常で流産となってしまった方もいます。

そうした方々は、今は私たちの大新を含めて、海外のクリニックに治療を受けに行くしかないのが現状です。

将来的には日本でももっと議論が進んで、日本の中で卵子提供を受けるという選択肢も出来ることを願っています。

日本の方が、日本のクリニックで受けるようになることで、費用面でも精神面でもより楽になることと思っています。

クリアしなければいけないハードルは多いですが、子どもを望む方が、真にご自身で判断できる社会になっていけばと願っています。



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卵子提供について②


こんにちは。

今回は卵子提供のお話2回目ということで、どういう方が卵子提供を選択されているのかということをお伝えしたいと思います。

一番多いのは、やはり年齢面です。
過去の不妊治療で失敗が続いてしまい、年齢的にもご自身の卵子での妊娠の可能性が低くなった方。

また、治療をしてもなかなか改善が難しい早発閉経の方や、卵巣機能不全のある方も卵巣提供を選ばれています。

そして卵巣の摘出を行い、ご自身の卵子での妊娠が難しい方もいらっしゃいます。

欧米では、ご自身の年齢が高くなり、不妊治療を受けても妊娠とならない場合、比較的すぐに卵子提供を選ばれる傾向があります。

ただし大事なことは、なるべくご自身の卵子での治療を優先し、それでも難しい場合に選ばれた方が良いということです。

私たちは、卵子提供はあくまで最後の選択肢であると考えています。

卵子提供を望まれる方には、まずお身体の状態を把握しています。

ドナーの方の卵子を使うことで妊娠する可能性があるか、最初にまずじっくりと確認をさせていただいています。

そして身体の状態だけでなく、心の覚悟も必要となります。

遺伝子的には両親の50%となるため、奥様の遺伝子を受け継がない子どもを一生愛情をもっていられるか、すごく大事なことになると思います。

しかしご自身の卵子での妊娠が難しい場合、最後の手段として卵子提供を選ぶ方は年々増えてきています。

ご自身のお腹の中で育てた子どもを産む喜びや育てる喜び。

これは、何事にも変えられないものがあります。

母親になりたいという夢を叶えるために、卵子提供ということが、ご自身にとって納得できる場合には、子どもを授かる1つの方法として考えていただければと思っています。

より正しく、そして深く、卵子提供のことを日本の方にも理解いただければと思っていますので、私たちも4月に説明会を開催し、院長の陳が直接お話をさせていただきます。

ご予約いただいた方には、直接ご質問いただけるように相談会も行います。

前回の説明会ではご予約が埋まってしまいましたので、ご興味ある方はお早めにご予約いただければと思います。

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卵子提供について①

こんにちは。

今回からは何回かに分けて、卵子提供について説明をしていきたいと思います。

日本では卵子提供について知る機会は決して多くはありませんので、卵子提供.com の内容も踏まえ、少し整理してお伝えしていければと思っています。

まず、卵子提供とは奥様の代わりに、ドナーとなる別の女性から卵子の提供を受けて体外受精を行うことを言います。

血液や骨髄といったドナーが広く知られていますが、ご自身の卵子で妊娠が難しい場合、ドナーによって卵子が提供されるという仕組みがあります。

他の方から卵子の提供を受けたあとは、通常の体外受精の流れと同じとなります。

採取しておいたご主人の精子とドナーの方から提供された卵子を体外受精させて、胚盤胞まで育ったものを女性の身体の中に戻し、着床と妊娠を待ちます。

ときに代理出産と認識されることがあるのですが、代理出産とは異なり、ドナーの方から提供された卵子を使って、奥様ご自身のお腹のなかで育てるものとなっています。

そのため、出産した女性が実の母と認められていますので、生まれてくる子どもも戸籍上の実の子どもとなります。

今回は卵子提供に関する概要を説明しました。

次回は卵子提供が必要となる方について、お話をしていきたいと思います。



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日本の不妊治療について

こんにちは。

まず、このグラフをご覧ください。

これは日本産婦人科学会公表の2012年のデータを整理して、
見やすくグラフにした図です。

2012年時点では、日本は24万件以上の凍結胚の移植が行われており、
世界で一番多い件数となっています。

また、2017年時点ではアメリカの不妊治療病院数が441に対して、
日本は625となっています。
人口2.5倍以上、国土25倍のアメリカよりも多く、
不妊治療関連の病院数でも世界一となっています。



次の図は、採卵一回あたりの妊娠率と出生率の調査結果を示したものです。

ご覧の通り、先進国の中で日本は、
一回の採卵あたり最も低い成功率となってしまっています。

それぞれの国での治療内容は異なりますので、
一概には比較ができないのですが、ご参考いただければと思い作成しました。

これは、2016年に国際生殖補助医療監視委員会(ICMART)が発表した
各国のデータを整理したものです。

なお、各国の2010年のデータですので、
各国で最新のデータがあがってきた場合には、異なってくることと思います。

医療は自国で行われるものですので、
なかなか他の国のことというのはわからないものあるかと思います。

上でも書いたように、このデータだけで治療が優れている、そうでないということは、
一概に比較はできないものであることは認識いただければと思います。

しかしながら、知識として他の国の医療のことを知らないという状況も
決して良いものではないと思いましたので、お見せしました。

医療に関しては、倫理的な側面なども十分に議論をして、
悩む方にとってより良い選択肢が増えればと思っています。

次回は、卵子提供の仕組みについて説明したいと思います。



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