日本の不妊治療について

こんにちは。

まず、このグラフをご覧ください。

これは日本産婦人科学会公表の2012年のデータを整理して、
見やすくグラフにした図です。

2012年時点では、日本は24万件以上の凍結胚の移植が行われており、
世界で一番多い件数となっています。

また、2017年時点ではアメリカの不妊治療病院数が441に対して、
日本は625となっています。
人口2.5倍以上、国土25倍のアメリカよりも多く、
不妊治療関連の病院数でも世界一となっています。



次の図は、採卵一回あたりの妊娠率と出生率の調査結果を示したものです。

ご覧の通り、先進国の中で日本は、
一回の採卵あたり最も低い成功率となってしまっています。

それぞれの国での治療内容は異なりますので、
一概には比較ができないのですが、ご参考いただければと思い作成しました。

これは、2016年に国際生殖補助医療監視委員会(ICMART)が発表した
各国のデータを整理したものです。

なお、各国の2010年のデータですので、
各国で最新のデータがあがってきた場合には、異なってくることと思います。

医療は自国で行われるものですので、
なかなか他の国のことというのはわからないものあるかと思います。

上でも書いたように、このデータだけで治療が優れている、そうでないということは、
一概に比較はできないものであることは認識いただければと思います。

しかしながら、知識として他の国の医療のことを知らないという状況も
決して良いものではないと思いましたので、お見せしました。

医療に関しては、倫理的な側面なども十分に議論をして、
悩む方にとってより良い選択肢が増えればと思っています。

次回は、卵子提供の仕組みについて説明したいと思います。



ホームページ
卵子提供 台湾の大新生殖中心

4/13(土)に 卵子提供 着床前診断 説明会 を開催します・・・東京 & 仙台

出産の高年齢化と生殖補助医療の増加

こんにちは。

前回、前々回の投稿で、年齢が高くなることによる
分娩率、流産率のデータをお見せして説明しました。

前回)体外受精:年齢と流産率の関係

前々回)卵子と老化の関係

人間である以上、年齢には逆らうことができず、
特に卵子はどうしても老化が進んでしまいます。

最近は晩婚化が進んだことや、生活環境の変化でストレスも抱える方も多く、
不妊で悩む女性はさらに増えてきています。

これはおよそ30年前と今とを比較したグラフです。

およそ30年前には、第1児の出産年齢の平均が26.8歳であったものが、
2015年には30.7歳へと、この期間で4歳上がっています。

さらに、2人目、3人目の子どもを授かる年齢も上がっています。

30年前と比較し、2人目では+3歳、3人目では+2歳となっているのです。

さらに、不妊で悩む女性は増えたことや医療の進歩もあり、
生殖補助医療を受ける方も年々増えています。

ART実施周期数の年次推移
生殖補助医療を受ける方の推移

2000年から2013年の14年間で、生殖補助医療の実施件数は5倍以上へと増えています。

これは日本生殖医療研究協会が発表したデータを記載しています。
出典)http://www.jrarm.org/repromedicine.html#

実はこうした晩婚化や出産年齢の上昇、そして生殖補助医療が増えている状況は、
日本だけでなく、私たち大新のある台湾でも同様です。

女性の社会進出も以前と比べればはるかに進み、社会は進歩しました。

そうした社会環境が変化したことで、女性は結婚が遅くなることも増え、
結果子どもを授かるのも遅くなってきています。

子どもを授かりたいという気持ちをもって、長年不妊治療を受けている方も多くいます。

身体の状態としても、年齢的にもなかなか妊娠が難しい方もいます。

私たち大新生殖中心は、そうした悩みを抱える女性の役に立てるよう、
着床前診断や卵子提供といった治療等を通して、妊娠をお手伝いしています。

妊娠のお手伝いを通して、その方がもつ夢を叶えることのお手伝いをさせていただいています。




ホームページ
卵子提供 台湾の大新生殖中心

4/13(土)に 卵子提供 着床前診断 説明会 を開催します・・・東京 & 仙台

卵子提供に関するサイト

こんにちは。

ご存知のとおり、私たちは台湾で不妊治療クリニックで、これまでも不妊で悩む方が安全に妊娠できるようにお手伝いをしてきました。

いまでは日本のお客様にも治療を受けていただくことも多くなり、台湾の治療のことをお話しさせていただく機会も増えてきました。

その中でも卵子提供に関しては、日本ではこの選択肢があまり多くの方に知られていないために、正しく知ることのできる情報も限られているように思っていました。

私たちもこうしてブログを書いたり、先日の投稿にあるように説明動画を作ったのも、卵子提供について正しい理解をしていただければと思ってのことです。

正しい理解をもつからこそ、それが自分に合うのかもわかるようになり、卵子提供を受けようと思う方には、どこの国が合うのかもわかるようになるのではと考えています。

私たちは変わらず、卵子提供はあくまで最後の選択肢であると考えています。

ですが、長く不妊治療で悩んでいる方や、これまで失敗が続いてしまった方、そしてお身体の状態としてご自身の卵子での妊娠が難しい方には、これは子どもを授かる希望の一つともなります。

そうした中で、卵子提供について正しい理解をしていただけるように、整理して情報をお伝えしていこうと思い、新たなサイトを作りました。

“卵子提供に関するサイト” の続きを読む

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

2019年に入って最初の投稿です。

皆さま、今年もよろしくお願いします。

お正月休みのある日本と比べて、
実は台湾では日本ほどには長いお休みはありません。

多くの会社では12月31日と1月1日はお休みになりますが、
1月2日からはいつもと同じように、
お仕事をスタートしているということも一般的です。

台湾ではそれ以上に旧正月という、旧暦で祝う正月の方が大事だったりします。

旧正月は1月21日頃から2月20日頃までで、毎年変わるのですが、
今年は2月5日が旧正月にあたります。

“明けましておめでとうございます” の続きを読む

ブログをはじめました

はじめまして、こんにちは。

私たちは大新生殖中心といって、台湾にある不妊治療クリニックです。

世界にはさまざまな治療方法があって、世界では一般的ではあっても、日本では受けることのできない治療方法も実は多く存在します。

そうしたなかで日本の方々に情報を伝えていきたいと思い、今回ブログをはじめました。

実は、日本は世界一の不妊大国の国です。

体外受精は年間40万件を超え、世界で最も件数が多くなっています。

また、日本の2倍以上の人口、25倍の大きさの国土のアメリカでは441の不妊治療病院であるのに対して、日本ではその数は625にものぼります。

不妊治療の件数も、病院数も日本は世界で一番多いのです。

“ブログをはじめました” の続きを読む